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和室を洋室にリフォーム!費用&期間を徹底解説【まとめ】

お子さんの成長やライフスタイルの変化により
間取りやお部屋も変化が必要です。

皆さんのご自宅にも和室があると思いますが
今どのように使っていますか?

もしも和室の使い方に疑問がある方は
この記事を読んでリフォームを検討した方が
いいかもしれません。

もしかすると
既に和室のリフォームを検討している方も
多いのではないでしょうか。

今回は和室から洋室へのリフォームについて
金額や期間のことを書いていきたいと思います。

この記事を読んで皆さんも
計画を一歩先に進めてみてはいかがでしょうか。

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和室から洋室へリフォーム!費用はどのくらいかかる?

一口に洋室へリフォームすると言っても
その度合いにはかなり幅があります。

一般的な6畳程度の和室を
これまた一般的に最初から洋室だった部屋のように
全ての要素においてリフォームしたとして
おおよそ80万円〜100万円程度は
かかってしまうでしょう。

しかし畳をフローリングに変えるだけ
というリフォームであれば
20万円程度で出来ると思います。

その住宅の構造や築年数により
金額の増減はあると思いますが
まずはどの程度リフォームをしたいのか
考えてみる必要がありますね。

和室から洋室へリフォーム!期間はどれくらい?

期間についても先ほど同様に
リフォームの度合いによって変わります。

期間は金額に比例すると考えていいでしょう。

例えば全ての要素をリフォームするとなると
2週間〜3週間程度は必要です。

しかし畳をフローリングに変える程度の
リフォーム工事だとすると
早くて1週間程度で終わってしまいます。

単純にリフォームする場所が多いから
期間が長くなってしまうというだけでなく
要素が多いと、工事を担当する職人の種類が
多くなってしまうからなんです。

例えば
床下や仕上げをリフォームするのは大工さんですが
和室の壁を剥がすのは塗装屋さんがいいですし
洋室の壁紙を貼るにはクロス屋さんが必要です。

金額についても同様ですが
こちらも工事の範囲と規模によって
期間が変わってしまうことを
考慮した方がいいでしょう。

和室から洋室へ変更するメリット

日本人たるもの和室の雰囲気が好きという方は
少なくありません。

しかし現代の生活スタイルでは
和室よりも洋室の方がメリットが多いのです。

この項では洋室に変更するメリットを
3点上げていきたいと思います。

 

①掃除がしやすい

和室の掃除方法は基本的に掃き掃除です。

現代ではあまり使わないかもしれませんが
昔の家ではホウキを使って
家の奥から玄関の方に掃いていく
という方法が一般的でした。

しかし今では掃除機を使うことがほとんどです。
掃除機にも「畳機能」がついていますが
和室の場合はヘッドを壁にぶつけることで
じゅらくの壁を傷つけてしまうのです。

一方で洋室の場合は巾木という部材があります。
巾木のおかげでヘッドがコツコツと当たっても
壁を保護してくれるという役割があるのです。

 

②メンテナンス性がいい

和室といえば畳です。

畳は高温多湿の日本において
夏はさらりと涼しく冬は暖かいという
万能な床材です。

しかしメンテナンス性という弱点があります。

い草という植物で出来た畳表は
経年変化によって変色を起こし
古いものだとい草がポロポロと
取れてしまいます。

皆さんも靴下やストッキングに
畳のい草がついてしまった経験が
あるのではないでしょうか。

そうならない為に
本来畳は定期的に干したり
数年立てば畳屋さんを呼んで
新品に替えてもらったりする
必要があったのです。

一方で洋室の場合はフローリングです。

選択する床材にもよりますが
寒い場合は床暖房をつけることも出来ますし
耐久性に優れた床材も多数存在します。

無垢床を選んだ場合はメンテナンスも必要ですが
一般的な合板のフローリングは
メンテナンスの必要がありません。

他にも障子やふすまなど
和室にはメンテナンスが必要な部材が
多数あるのです。

 

③家具を置きやすい

和室には置くことが出来なかった
重さのある家具やピアノ等を
洋室なら置くことができます。

家具を置くことが出来るということは
身の回りの整理整頓がしやすいという事です。

お掃除性がいい部屋の方が
メリットが大きいですよね。

和室を洋室にリフォーム!事例を10の場所で紹介!

こちらでは実際に
和室から洋室にリフォーム工事した事例を
和室の部材別にご覧いただきます。

元々が和室だったなんて
想像できないようなリフォームが多数あり
驚く事間違いなしです。

1.ふすま

ふすまはどんな和室にも必ずありますよね。

ふすま紙は桜や紅葉など和風の柄が多く
洋室には合わない柄がほとんどです。

出典リンク:https://shopping.geocities.jp/wasitu-reform/product/frd/frd.html

こちらの和室リフォーム本舗では
既存の和室についている襖や障子の枠を
そのママ使うことができる
ふすまリフォームドアという商品を
取り扱っております。

枠自体の工事をする必要がないため
費用を抑えられる上に
工事の必要がなく、ご自身で取付可能です。

実際に購入された方からの評価も高く
顧客満足度もかなり高いようですね!

注文してから、1回の電話と数回のメールのやり取りだけで、満足できるサッシにできて、部屋の雰囲気が変わりました。寸法はどこを測ればよいかもわかり易いですし、ぴったりとしたサイズの商品が届いてとても良かったです。

WB-01のカラー白、引手はシルバーを選びました。この価格でこのクオリティなら、HCなどで買ってくる大量生産品の襖よりよっぽど見栄えがいいと思いました(襖紙張り替えも要らないですしね)。サイズも、オーダーメイドなので、職人さんによるその場での調整が要らないので素人でもすんなり設置できます。

カラーや引手のラインナップも幾つかあり
他のお部屋の床や枠に色を合わせることで
より統一感のあるお部屋作りが出来ます。

ぜひお試しください!

2.フローリング

リフォームを検討している方は
皆さんまずは畳を替えたいと
考えるのではないでしょうか。

出典:https://www.renoco.jp/set/setplan7.html

畳がフローリングになるだけで
部屋の印象はこんなに変わるんですね!

主な工事の工程は4つです。

  1. 既存の畳を剥がして処分。
  2. 畳の下地をめくり、根太の間隔を45cmから30cmへ変更する
  3. 隣部屋や敷居との高さを調整する下地を入れる
  4. フローリングを敷く

根太というのは床材を支えるための横木のことで
一枚が大きな畳の場合は45cm間隔で
一枚一枚が小さなフローリングの場合は
30cm間隔で入っております。

畳からフローリングに変更する場合は
この根太の間隔を縮める必要があります。

この工事を省いてしまうと床が凹んだり
床鳴りやフローリングの破損の原因になり
長く住むと様々な影響が出てしまいます。

また畳とフローリングの厚みは
異なりますので工程3のように
床下に調整材を敷く必要があります。

扉や天井を変えるよりも手間は多いですが
床をリフォームするだけで
ガラッとインテリアの幅が広がりますよね!

3.窓

出典:https://rehome-navi.com/articles/522

和室の窓周りリフォームは
比較的簡単に出来ます。

和室の窓周りには敷居と鴨居という
障子を入れるための溝付き枠があり
こちらは柱や長押と一体になっております。

床や壁を洋室にリフォームしたのに
窓には障子が付いているのも嫌ですよね。

そんな時はカーテンやシェードのような
洋室向けの窓装飾をつけましょう。

障子の溝が気になる場合は
シナベニヤで閉じてしまい
床や扉の色に合わせて塗装をしてしまえば
溝を無くすことも可能です。

敷居と鴨居自体を取り外してしまうのは
先ほども書いた様に柱等に影響が出てしまうため
あまりお勧めしません。

和室のリフォームは壁や床に費用がかかるため
窓については出来るだ抑えたいところです。

4.引き戸

和室には開き戸(ドア)ではなく
引き戸がついています。

引き戸は軽くて使いやすい反面
居室のプライバシー性に乏しく
部屋の中の声や物音が漏れやすいという
デメリットがあります。

そんな引き戸を洋室のような開き戸へ
変更してしまうことが可能です。

↑BEFORE

↑AFTER

出典:https://renoverisu.jp/renovation_blog/fan/p/slide-to-pull/

こちらではガラス入りの素敵なドアのようです。

既製品の木目調のフラッシュドアを
使うことも出来ますし、
上記事例のように建具自体を
造作してしまうことも可能です。

引き戸自体を変えずに
プライバシー性をあげたいという場合は
既存の引き戸に鍵を付けるだけという
方法も検討できます。

詳しくはこちらの記事で扱っています。

ご自身で鍵を取り付ける方法も
紹介しております。
是非ご一読ください♫

和室の引き戸!鍵を後付けするにはどうすればいい?【簡易式】

5.柱

和室には2種類の造りがあります。

1つは大壁和室というもので
柱が壁の内側に隠れており
壁と天井仕上げをクロスで仕上げた
和室を差します。

もう1つは真壁和室というもので
柱の他に長押や廻り縁といった和室部材が
現しとなった、本格的な和室を差します。

大壁和室を洋室にリフォームする場合は
手を加える箇所が少なく
比較的容易にリフォームが出来るのですが
真壁和室の場合は手を加える箇所が多数あり
その分費用も重んでしまいます。

また、部屋を拡大するリフォームをする場合は
部屋の中に柱が残ってしまうこともあります。

そんな時のリフォームは
柱を邪魔者扱いするのではなく
敢えて現し柱として塗装したり
機能を持たせることで柱を活かしたり
和モダンの空間を作るための大切なポイントとして
活用しています。

出典:https://nasahome.co.jp/works/w_living/wa-modern-open-living.html

こちらは元々の間取りをリフォームで
ガラッと変えてしまった事例です。

元々和室だった場所の壁には
柱が残っております。

これらに塗装を施し敢えて現しとすることで
和の雰囲気を少し残した洋室のなりました。

6.天井

天井のリフォームには3つの方法があります。

現状が板張り天井の場合
板を剥がして壁紙の下地ボードを貼る方法と
和天の上から塗装をしてしまう方法
天井を落として小屋組みを現しとする方法です。

すでにお気づきかもしれませんが
もちろん板を剥がしてしまう方が
コストはかかってしまいます。

天井材を変えてしまう場合
どうしても壁との取り合いがあります。

完成時の天井高さを事前にしっかり打ち合わせし
リフォームすることをお勧めします。

もしも最低限で良ければ和天の上から
壁色に合わせた白塗装をすると良いでしょう。

出典:https://rehome-navi.com/articles/503

ご紹介した事例は
天井を落として小屋裏を現しにしています。

開放感がある和モダンのシンプルな空間です。

7.照明

最近の和室には和風の照明が
ついている事が多いですよね。

照明器具は位置の変更を伴わなければ
比較的簡単に変更することが出来ます。

出典:https://nasahome.co.jp/

こちらの事例では床と壁と照明を
リフォームしているようです。

完全な洋室へのリフォームではありませんが
柱や障子をうまく残しています。

和モダンとレトロな雰囲気がマッチした
素敵な空間ですよね!

スイッチ、照明器具の位置を事前に計画し
配線工事が必要かどうかを考えて
リフォームするようにしましょう。

こちらも費用を抑えるのであれば
天井の照明器具を引っ掛けシーリングに変え
電気屋さんで好きな照明を選ぶのが良いでしょう。

埋込み式のダウンライトを付けたいのであれば
数を増やし、穴あけ工事をする必要があります。

8.障子

障子のリフォームには幾つか方法があります。

1つは襖のリフォームでも書いた様な
扉自体を交換する方法。

もう1つは
あえて障子を利用したリフォームです。

例えば障子紙を洋風なものに張り替えたり
障子紙を張らずに床材に合わせた色で塗装を施す
という方法です。

出典:http://www.e-teak.jp/blog

部屋のインテリアに格子が残ることで
和モダンな雰囲気がおしゃれですよね!

障子紙をガラスやポリカに張り替えることで
破れや穴あきのメンテナンスも
気にしなくて大丈夫です

9.壁紙

和室の壁はじゅらく壁という
土壁の様な素材で作られている事があります。

じゅらく壁は上から壁紙を貼る事ができませんので
下地を取り付けた後で壁紙を貼る必要があります。

こちらはオリーブホームさんが紹介する動画です。

真壁和室のじゅらく壁の上にボードを施工し
上から壁紙(クロス)を貼る手順を
わかりやすく解説しています。

こちらをご覧いただくと分かるように
床の張り替えと同じように
かなり手間がかかる事がわかります。

1点注意が必要なことは
和室のじゅらく壁内側にボードを取り付けるため
下地ボードの厚み分だけ部屋が
コンパクトになるという点です。

とはいえ、本格和室を完全な洋室にリフォームするには
必ず必要な工事となります。

10.敷居

敷居というのは襖や障子の下にある
溝が付いた木枠レールのことです。

先ほどは襖や障子だけのリフォームを
ご紹介させていただきました。

しかし、入り口を襖や障子ではなく
開き扉(ドア)へ変更したい場合は
この敷居を取り外す必要があります。

まとめ

和室の部材には多くの種類があり
それらが繋がっていることもあります。

ご紹介した事例はあくまで一例ですが
洋室と言ってもそれぞれの個性があります。

新築のお部屋とは違い元々の和室要素が残る点が
より空間を面白く個性的に彩っているのでは
ないでしょうか。

和室を洋室にリフォームしたいけど
金額について悩んでいる方が多いと思います。

この際、敢えて幾つか和室部材を残し
自分だけのお部屋をリフォームしてみませんか?

和室のクローゼット!扉をDIYで簡単に変える5つの手順まとめ

簡単なDIYもこちらの記事で紹介しています。

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