駐車場のリフォームをしようとすると
かなりの費用がかかってしまいます。
ちょっとした工事や修理なら
DIYでも簡単に安く作れそうな気がしますよね?
そこで今回は、
駐車場をDIYで簡単にそして安く作る
素材をタイプ別に紹介します。
まずは簡単そうなところから
挑戦して経験することで
最初は難しいそうだった部分の
DIYもできるようになりますよ。
ぜひ参考にしてください。
駐車場をDIYしたい!簡単で安く作成できる素材を一覧で紹介!
駐車場のDIYと聞くと難しいそうな
イメージが先行してしまいますが
実は簡単にできる部分もあります。
駐車場DIYを簡単に安くできる素材を
一覧で紹介していきます。
1.砂利
駐車場のDIYで1番簡単なのが
この砂利敷きのDIYです。
1㎡あたりの費用は
約1000円程度~になります。
砂利はホームセンターやインターネットで
簡単に購入することができるので
ただ撒くだけで駐車場にできます。
ただ撒くだけの砂利ですが
実際に購入しようとすると様々な種類が
販売されていることに気が付きます。
一般的に低価格な青砕石だけでも
その大きさで何種類も存在します。
大きさの他にも色や
その砂利が取れる場所によって
ブランド的な砂利も存在します。
さらにはコンクリートを
再生して作られた砕石もあります。
DIYで砂利敷きをする場合には
どんな砂利でどのサイズを撒きたいのかを
把握しておくことが大事なります。
と言っても
もともと砂利敷きの駐車場の
修理程度の場合は巻くだけですが
土の状態から砂利敷きの駐車場に
DIYで作るのはそこまで簡単ではありません。
土から砂利敷きの駐車場にするには
現在の土の高さから砂利を敷く厚みだけ
土を取り除く必要があります。
普段から駐車場として使用していた土は
踏みしめられることで固くなっています。
掘り返すだけでも一苦労です。
さらに全体を砂利敷きにするには
大量の砂利が必要になります。
1㎡×厚み3cmの砂利を敷くだけでも
60kgの砂利が必要になります。
1から砂利敷きの駐車場を作るのは
簡単なDIYでは難しそうです。
さらに駐車場を砂利にする場合に
考えれるデメリットもあります。
こちらの記事では
砂利のデメリットと車への影響を
紹介していますのでぜひ参考にしてください。
⇒駐車場の砂利のデメリットとは?車への悪影響があるって本当なの?
砂利の色や大きさによって
駐車場の印象がガラッと変わるので
色やサイズ選びは重要になりますよ。
2.枕木
枕木を駐車場のDIYで使用する場合には
全体を敷き詰めることはあまりありません。
費用的にも工事的にもかなり大変な
作業になってしまうからです。
1㎡あたりの費用は
約20000円程度~になります。
また、
枕木には鉄道などで使われている
木製の枕木とそれを真似て作られた
擬木のコンクリート製枕木が存在します。
木材の枕木は地面に敷くことで
劣化や腐食のすすみが早くなります。
その経年変化の様子もデザインの
一部として取り入れることができる
方には木製が人気ですが
後々のメンテナンスはできるだけ
減らした状態にしたい方には
擬木の枕木が人気です。
ただし、
木製の枕木を真似て作った擬木は
すぐに偽物だとわかってしまうので
こだわりを持って駐車場をデザインする場合には
あまり使わないことをおすすめします。
一般的な枕木の使いみちとしては
アプローチ部分へのデザインの
ポイントとして使用することが多いです。
また
枕木を立てることで駐車場のアクセントにも
使うことができます。
使い方次第でデザインの主役にもなれる枕木は
DIYで駐車場を作るにはピッタリの素材です。
3.コンクリート
コンクリートを使ったDIYで
駐車場全体を工事するのは簡単ではありません。
大量のコンクリートが必要になるのと
それだけの平米数を均一にならすのは
時間的にも経験的にも難しいからです。
1㎡あたりの費用は業者に依頼すると
約8000円~12000円程度です。
コンクリートの駐車場の修理程度であれば
DIYでも十分可能です。
コンクリートを修理で使用する際には
既存のコンクリートと修理で使った
コンクリートの色の違いが出てしまうので
注意が必要です。
どれだけベテランの職人でも
コンクリートの仕上りの色を
合わせることはできません。
仕上りのコンクリートの色の違いが
気になる方は部分的な修理は
やめておいたほうがいいですね。
思い切って全体を作り変えてしまうか
目地や溝をデザインして
修理が必要な部分とそのまま活かす部分を
切り離して工事することが大事です。
こちらの記事では
駐車場をコンクリートにする費用と
リフォームの料金の相場を解説していますので
ぜひ参考にしてください。
⇒駐車場をコンクリートにする費用は?リフォームの料金の相場を解説
コンクリートにする場合には
どんなデザインにするかで
見た目も費用も変わります。
まずはたくさんの施工例をみることで
自分好みのイメージを作っておくことが大事です。
コンクリートよりも費用がかからない
素材に部分的に変更するだけでも
工事の総額は下がっていきます。
おしゃれなデザインと費用の間で
納得の行く駐車場を目指してください。
4.レンガ
駐車場全体をレンガでDIYするのは
かなりの時間と労力がかかります。
レンガ自体にはそこまで強度が無いので
全体よりもアクセントやコンクリートの
目地の代わりに使用することが多いです。
1㎡あたりの費用は
約10000円程度~になります。
駐車場のレンガをDIYで修理する場合には
同じタイプのレンガを探すことが必要です。
もちろん
あえてバラバラのレンガを並べる
デザインにすることでおしゃれにもできますが
さまざまな色を使うデザインは上級者です。
また頻繁に車が通る場所や
止まる場所にレンガを使用すると
ひび割れてしまうことがあるので注意が必要です。
駐車場をレンガでDIYする場合には
車のルートや停車位置まで計算して
作ることが大事になってきます。
こちらの記事では
駐車場のレンガが割れたり
ひび割れてしまう原因や防止策を
紹介していますのでぜひ参考にしてください。
⇒駐車場のレンガが割れる!ひび割れの原因や防止する対策はある?
駐車場にレンガを使うことで
アクセントにもなりますし
洋風のテイストを作り上げるのにも役立ちますよ。
5.タイル
駐車場をタイルでDIYするには
注意が必要です。
車が通る場所や止まる場所には
タイルを使用しないほうがいいからです。
1㎡あたいの費用は
約5000円程度~になります。
DIYでタイルを使った駐車場は
かなりの技術が必要になります。
タイルを貼る前の下地をどれだけ
強固で平らにできるかが勝負になります。
車が通る上からの荷重に耐えるには
ベテランクラスの腕が必要です。
タイルの下にちょっとした凹凸があるだけで
簡単にタイルは割れてしまいます。
DIYでタイルを使う場合には
できるだけ車の通らない場所で
おしゃれにデザインすることが大切です。
こちらの記事では
駐車場のタイルが割れてしまう原因や
修繕にかかる費用を紹介していますので
ぜひ参考にしてください。
⇒駐車場のタイルが割れる!ひびが入る原因や修繕費はいくらになる?
駐車場にタイルを使うことでおしゃれで
モダンなデザインが作りやすくなります。
統一された形の連続は
清潔感も与えてくれるので
アプローチ部分にもおすすめの素材です。
6.人工芝
人工芝を駐車場にDIYするには
下地作りが大事になります。
1㎡あたりの費用は
約5000円程度~になります。
人工芝は枯れる心配がありませんが
ユニットで組み合わせて行くものが多いので
下地の水平や均一性が仕上りに
ダイレクトに影響します。
また
毎日の車の出入りでめくれてしまわない
工夫も同時に必要になります。
芝に比べて手入れがいらない分
メンテナンスは簡単ですが
気をつけることがあるので
注意して作る必要があります。
こちらの記事では
芝生を駐車場に使用した場合の
デメリットやリフォーム前に知っておきたい
注意点を紹介するのでぜひ参考にしてください。
⇒駐車場の芝生のデメリット!リフォーム前に知っておきたい注意点
芝生の駐車場は管理が大変ですが
整備された芝生はとても綺麗で
見た目も抜群の駐車場にしてくれます。
7.アスファルト
駐車場の全体をDIYで作るのは難しいですが
簡易アスファルトを使用することはできます。
補修用の15kgで費用は約4000円程度です。
通常の高温で作業するアスファルトとは違い
常温で固めることができるアスファルトで
人力による締固めだけで固まります。
部分的な作業には向いていますが
面積の大きな駐車場などに使う場合には
仕上りに大きく影響してしまうので
機械を使った転圧をおすすめします。
こちらの記事では
アスファルトを自分で行った場合と
業者に依頼した場合の費用を比較して
紹介していますのでぜひ参考にしてください。
⇒駐車場のアスファルトの費用!自作で行う場合と業者との料金を比較
駐車場をアスファルトで作ると
デザインが乏しくなってしまうので
舗装以外の部分でのアクセントが
重要になってきますね。
駐車場のDIYは固まる土が活用できるって本当なの?
駐車場をDIYで簡単に作るには
固まる土が活用できるということを聞きます。
しかし、
固まる土自体には強度がないので
駐車場の仕上げには向いていません。
固まる土の使用方法は土とセメントに
上から水をかけるだけです。
駐車場に使用できると謳っている商品も
中にはありますが強度の保証などは
一切ないのでおすすめはできません。
固まる土は人しか通らないような
アプローチなどに使うのがおすすめです。
駐車場のリフォームを業者に依頼したい!費用の相場は?
駐車場をリフォームするには
様々な素材をかけ合わせて
おしゃれなデザインにすることが大事です。
デザイによって費用も大きく変わってしまいますが
一般的なコンクリートの駐車場への
リフォームの場合でも
約50万~100万程度はかかります。
おしゃれなデザインの駐車場にするには
施工する業者の腕によっても仕上りに影響します。
また、
同じデザインの駐車場にリフォームする場合でも
実は業者のによって費用は変わってしまいます。
複数の業者に同じデザインで
見積もりを依頼することは難しいですが
それぞれのデザインで
見積もりをもらうことが大事です。
素材や使用する量が変わると比較するのも
難しくなってしまいますが見積もりを
見比べることで相場の費用がわかります。
リノコでは
リフォーム会社を紹介してくれるので
納得のいく見積もりを出してくれた会社に
安心して依頼することができます。
リノコで紹介してくれるリフォーム会社は
厳正な基準をクリアした優良施工店だけなので
仕上がりも安心して任せられます。
まとめ
今回は駐車場をDIYで簡単に作る
素材をタイプ別に紹介しました。
また、
話題の固まる土の注意点や
業者に依頼する場合の注意点も
あわせて紹介させて頂きました。
- DIYで簡単に作れる7つの素材
- 固まる土を駐車場に活用できる?
- 駐車場リフォームの費用と注意点
駐車場のリフォームには
想像以上の金額がかかってしまうこともあります。
DIYできる部分で費用を抑えることで
どうしてもこだわりたい部分に
予算を回すことができます。
おしゃれな駐車場は誰もが
憧れることなので工夫して
手に入れることが大事です。