洗面台リフォームを考える上で
メーカー選びは非常に重要です。
とは言うものの、何を基準に選べばいいのか
メーカーが多すぎてよく分からない!
という方がほとんどです。
「おしゃれな洗面台にリフォームしたい!」
「収納をたっぷりとりたい!」など
希望はたくさんありますが
今回はおすすめのメーカーと
それぞれの特徴をまとめました。
失敗しないメーカー選びのコツは
まずは要望をまとめることです。
要望によって順位は人それぞれですが
5つのメーカー紹介をご覧ください!
TOTO
トイレのイメージが強いメーカーですが
水廻りメーカーの老舗です。
ボウルの性能はもちろんのこと
細部に至るまでのアイデアが
多数詰まっております。
中でも洗面台下の収納量は
メーカーの中でも最も大容量
ではないでしょうか。
他の部屋に収納していたバスタオルなんかもここにまとめてしまえるのでお風呂までの導線になって前よりも動作が少なくなりスムーズになっています。
奥ひろ収納「奥ひろし」は
従来デッドスペースとなっていた
排水パイプ廻りの空間まで
収納キャビネットとして計画。
奥行きの広い収納が利用できます。
他にもボウルの性能、水栓の性能
どの機能を見てみても
さすが水廻りの一流メーカー
といった印象です。
また、個人的に1つ目にご紹介した理由は
そのメンテナンス性にあります。
TOTOのアフターメンテナンスは
なんと言っても早い!
代えのパーツや部品が必要となった時
他メーカーなら1〜2週間かかってしまう所
TOTOは1週間以内に手配してくれます。
もちろん部材の種類や、状況によって
時間を要する事もあるかもしれませんが
設計・現場監理をしている私の経験では
いつもスピーディーにメンテナンスをしてくれる
そんな印象があります。
LIXIL
最近CMも多く、名前をよく耳にします。
おしゃれで女性人気も高く
お手入れのし易さに定評があります。
木目柄の展開があるのでナチュラルかつ温かみとデザイン性があってインテリアに合わせやすいと喜んでいますよ。
中でもタッチレス水栓「ナビッシュ」は
手をかざすだけで自動で水が出るという
LIXILイチオシのアイテムです。
本来濡れた手で操作する水栓付近を
全く濡らさずに操作が出来るため
お掃除の手間が省けるという優れものです。
また、自動で水が止まってくれるので
節水にもなります。
もしも停電になった場合は
手動操作へ切り替える事も可能です。
節水というとLIXILの水栓には
もう1点エコなアイテム即湯水栓があります。
事前の設定一つで
お湯が出るまでの捨て水を無くし
すぐにお湯を出す事ができます。
寒い冬の日に
お湯がでるまで待つ必要が無いというのは
非常にエコで快適ですよね!
パナソニック
パナソニックの特徴は照明です。
お化粧をする場所といえば
今までは鏡台やドレッサーでしたが
最近では朝洗面台の前で
という方が増えております。
そんなニーズに答えた商品が
「美ルック ツインラインLED照明」です。
顔全体を照らしてくれるのではっきりと見えて
妻なんかは「化粧時にいいわ~これ」と連発しています。私も顔の手入れをする時に確かにいつもより2割増くらいにかっこ良く見える(笑
そんな気がします。それにLEDなので電気代がそんなにかからないし
長寿命なのがいいと思います。
従来の照明器具より自然な肌の色に見え
影が出来やすかった顎の下や横顔まで
しっかりと照らしてくれるという優れものです。
メイクだけでなく髭剃りも
より快適になる洗面台です。
ウッドワン
ウッドワンの特徴は
無垢材を使った収納キャビネットです。
水廻りに木を使うと
腐ったり汚れたりするのでは?
と思う方も多いですが
ウッドワン独自の技術で
洗面台の天板やキャビネット扉に
無垢材を採用しています。
木の部分が濡れることはほとんどありませんし
濡れてもすぐに乾きます。東京に住んでいるのである程度換気に気を使っている部分はありますが、
カビるような兆候も見られません。フローリングとの相性も良く見た目もとても自然なので気に入ってます。
無垢材の種類だけでなく
水栓の形状やボウル・扉の取手など
まるでフルオーダーで造作するような
オリジナリティ溢れた洗面台を
計画する事が出来ます。
ウッドワンは洗面台だけでなく
木に関するあらゆる商品を扱っています。
ご興味のある方は上記出典のURLから
是非一度HPをご覧ください。
タカラスタンダード
出典:http://www.takara-standard.co.jp…
タカラスタンダードの特徴は
何といっても「ホーロー」です。
扉が少し汚れても洗剤とかガンガンつかってピカピカに磨けます。(木製なら無理ですよね?)まだ半年も経っていないので
経年変化はわかりませんが友人の実家は30年前のタカラのキッチンで今でもピカピカだよと言っていました。
ホーローとは
金属素材の表面にガラス質の釉薬を
高温で焼き付けたものを言います。
金属の特徴である強度と熱伝導の良さ
ガラスの特徴である耐食性や光沢の美しさ
これらの特徴を兼ね備えています。
タカラスタンダードでは
そんな高品質のホーローを
洗面台キャビネットの扉や内側など
隅々まで用いられた独自の商品となります。
ホーローの特性を活かしたマグネット収納は
グッドデザイン賞を受賞しています。
デザインについては好みが分かれる所ですが
光沢があるスッキリデザインがお好きな方に
非常に人気が高いメーカーです。
オプションで洗面台の側面にも
ホーローパネルと取付けられるため
マグネットフックを取り付けたり
掲示物を磁石で止めておく
という事が可能となります。
まとめ
今回は5メーカーだけ紹介させていただきました。
しかし他にも洗面台メーカーは
たくさんございます。
それぞれに特徴があり
推しているポイントや価格も様々。
今回の記事をきっかけに
本格的にリフォームをしようという方は
是非一度メーカーショールームへ
行ってみてはいかがでしょうか?
⇒洗面台のタイルの汚れを落としたい!清掃方法や役に立つアイテムは?
今の洗面を長く清潔に使っていきたい
という方は上記の記事も是非ご覧ください♫