駐車場をアスファルトにすることで
費用を抑えることができる場合もあります。
コンクリートの舗装に比べると
1㎡あたりの単価は低くなることがありますが
実際に施工する大きさによっても
費用は変わってしまうのでどれくらいの
費用がかかるのかわかりにくいですよね?
そこで今回は、
駐車場をアスファルトにする費用を
自分で行う場合と業者に依頼した料金で
比較して紹介します。
ぜひ参考にしてください。
駐車場のアスファルトの費用は?自作と業者の料金を比較
駐車場のアスファルトにかかる費用は
施工する大きさによっても変わります。
自作で行う場合と業者に依頼した場合の
料金を比較して紹介します。
1.業者に依頼した場合
駐車場のアスファルトを
業者に依頼した場合には
1㎡あたり約5000円程度~になります。
アスファルトの施工は高温になるので
専門の業者に依頼して必要な作業車を
手配して貰う必要があります。
単価自体はコンクリートを舗装するよりも
費用を抑えることができますが
駐車場の面積が小さい場合には
逆に割高になってしまうこともあるので
注意が必要です。
2.自作で行った場合
自作でコンクリートを作る場合には
業者に依頼した時のように
高温でアスファルトを舗装することは
難しくなってしまいます。
自作で作る場合にはアスファルトの
補修用を使用する方法があります。
費用としては
1平米あたり3000円程度ですが
厚みが1cm程度しかつきません。
さらに駐車場全体を自作するには
かなりの量が必要になるので
自作するのはあまりおすすめできません。
駐車場のアスファルトの最適な厚みは?
駐車場のアスファルトの最適な厚みは
約5cm程度とされています。
アスファルトはそれ自体の厚みよりも
その下の砕石の厚みや転圧具合のほうが
仕上りや耐久性には大事な要素になります。
基本的にアスファルトは耐久性が低いので
下地で地盤を支持する必要があります。
5cmのアスファルトに対して
10cm程度の下地をしっかりと転圧して
作り上げていく必要があります。
補修用のアスファルトは
1cm程度しかありませんが
下地がしっかりしているという
前提のもとに規格されています。
下地が凸凹してしまうようでは
仕上げのアスファルトも下地につられて
凸凹になってしまうので注意が必要です。
駐車場のアスファルトの耐用年数とは?
アスファルトにはそこまで耐久性はありません。
道路のひび割れや凹みを
よく見かけると思いますが
コンクリートに比べると柔らかい方で
その柔らかさのおかげで複雑な高低差の
駐車場にも対応することができます。
耐久性が低い代わりに
排水性や静音性が高いので道路や
公共の駐車場などに利用されます。
アスファルトの耐用年数は
何年と謳うことは難しいですが
補修や修繕を定期的に繰り返すことで
何十年と使い続けることも可能です。
逆に何一つメンテナンスをしない状態で
放置してしまうとひび割れや
凹みがひどくなってしまうので駐車場としては
機能しなくなってしまうこともあります。
駐車場のアスファルトとコンクリートの違いは?
アスファルトとコンクリートの違いは
砂利や砂などの骨材に
何を混ぜて作られているかの違いです。
骨材にアスファルトを混ぜるか
コンクリートを混ぜるかによって
一般に言うアスファルトと
コンクリートに分かれます。
アスファルトはコンクリートよりも
柔らかく耐久性が低い代わりに
柔軟な施工が可能です。
道路からの高低差が激しい敷地の場合には
土留や法面などで高低差を
角度をつけて解消する必要がありますが
アスファルトで舗装する場合には
擦り付けて施工することも可能です。
アスファルトの費用は重機の回送費用が
大きな割合を占めています。
駐車場が大きいほどコンクリートを
施工するよりもアスファルトにした方が
平米単価が低くなってお得になっていきます。
駐車場のアスファルトの修繕にかかる費用は?
耐久性の低いアスファルトには
定期的なメンテナンスや修繕が必要になります。
少しのひび割れや凹みであれば
補修用のアスファルトで
修繕をすることができます。
業者に依頼した場合の費用は
約30000円程度~になります。
業者によって費用に差が出てしまうので
修繕を依頼する際には
複数の業者から見積もりを取ることが大事です。
リノコでは
リフォーム会社を紹介してくれますので
ぜひ参考にしてください。
ちょっとした補修程度であれば
自分で行ったほうが断然費用を抑えられますよ。
まとめ
今回は駐車場のアスファルトの費用について
自作で行う場合と業者に依頼した料金を
比較して紹介しました。
駐車場のアスファルトについて
- アスファルトの料金を比較
- 最適なアスファルトの厚み
- アスファルトの耐用年数
- アスファルトとコンクリートの違い
- 修繕にかかる費用
と紹介させていただきました。
一般的な大きさの駐車場では
アスファルトよりもコンクリートの方が
よく使われる材料になっています。
耐久性が高いことと
デザインや見た目もコンクリートの方に
人気があることが要因のひとつです。
こちらの記事では
駐車場をコンクリートにする費用を
紹介してくれますのでぜひ参考にしてください。
⇒駐車場をコンクリートにする費用は?リフォームの料金の相場を解説
アスファルト舗装はどうしても
アパートや公共の建物のイメージがあるので
戸建ての場合にはコンクリートで
おしゃれにデザインすることをおすすめします。